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【2024 NISA改正】「360万円×5年」VS「120万円×15年間」の争いに終止符を。

どうも、Challengerののりです!

本日のテーマは、「【2024 NISA改正】「360万円×5年」VS「120万円×15年間」の争いに終止符を。」について書いて行きます!

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2024年から始まる新NISAでは、生涯で1,800万円まで投資することが可能になりますよね?

この1,800万円をいかにして投資するかが新NISAを成功させるカギだと話題になっています。

そこで今回は新NISAを利用するにあたり、リスクが高いけれど1,800万円を短期間で積み立てる「360万円×5年」と長期的に積み立ててリスクを分散させる「120万円×15年間」どちらがお得なのかという疑問を解説していきます。

この記事を読むと、

  • NISAにおける一括投資と積立投資の具体的な比較
  • 一括投資のリスク
  • 自分の金融力を上げるために大切なこと

がわかります。

<目次>

  1. 比較の前提
  2. 経済状況別に一括投資と積立投資を比較
  3. 一括投資のリスク
  4. まとめ

1.比較する上での前提条件

何事においても比較をする際には条件が必要ですよね?

なぜなら前提が変われば、回答も変わるからです。

まずは今回の比較における前提条件をご説明しておきます。

前提① 経済は右肩上がりに上昇する

世界的に見ると人口は増加傾向にあり、現在60~70億人という人口が2060年には100億人になると言われています。その影響を受け、世界経済は右肩上がりに上昇するのです。もちろん、ITバブルの崩壊やリーマンショック、コロナショックのように一時的な暴落は必ず起こります。しかし、その後徐々に回復していくため、経済の成長は右肩上がりと言えます。

前提② 一括と積立で比較

テーマに挙げている「360万×5年」と「120万×15年間」を直接比較することは難しいので、この解説では「360万×5年」の投資方法を【一括投資】、「120万×15年間」の投資方法を【積立投資】として比較します。

また、最終的なリターン(利益)が大きければ大きいほど得と言えます。

一括投資の場合は「スタートとゴールの差額が利益」、積立投資の場合は「投資した金額の平均値とゴールの差額が利益」となります。

つまり、スタートと平均値が安い方がお得というわけです!

2.経済状況別に一括投資と積立投資を比較

①の比較条件を踏まえた上で、経済状況別に比較をしていきましょう。

〈経済が上昇中の場合〉

スタートと平均値を比べると、スタートの方が安くなるため、一括投資の方が得になる。

〈経済が下落中の場合〉

株価が最高値のあたりで投資することになるので、スタートとゴールの差が少なくなります。つまり、平均値の方が安くなるため、積立投資の方が特になります。

〈経済が値上がりする前の場合〉

この先ずっと株価は値上がりしていくため、平均値は高くなり、逆にスタートとゴールの差が大きくなります。つまり、一括投資の方が得になる。

一括と積立、どちらがいいかというのはケースバイケースですので一口には言えませんが、①の項目でもお伝えした通り世界経済は右肩上がりに上昇していきます。そのことを踏まえた上で考えると、一括投資の方がお得な場合が多いのは事実です。

3.一括投資のリスク

一括投資の方が将来的にお得になるとお伝えしてきましたが、下記に挙げるようなリスクがあることもまた事実です。

  • 損失が目立ちやすい
  • 長期にわたって投資しにくい
  • 物理的、心理的なハードルが高い

人間は、増えたことに対する喜びよりも減ったことに対する悲しみの方がはるかに重く感じます。さらに、毎月30万円もの大金を投資するというのは、物理・心理的にもハードルが高いと感じる人も多いでしょう。

その点、積立投資は一括投資よりも損失が目立ちにくく、毎月の投資額も少なくなるのでハードルも低くなるのでNISA初心者の方に向いていると思います。

積立投資に慣れてきたら、一括投資をしてみるというのもいいかもしれませんね。

まとめ

いかがでしたか?

経済状況の観点から見ると一括投資の方がお得のように見えましたが、気持の面や金銭的なハードルが高いことがわかりました。

自分の金融力を上げるために大切なのは、どちらがいいかだけを考えて判断しないことです。

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この記事の監修者:鳥海翔