医療保険って本当に必要? ~高額療養費編~

こんにちは^^ Challengerです。

「医療保険 いらない」等でネット検索すると、様々な記事が出てきます。

医療保険がいるのか、いらないのか、もし必要なのであればいくら位が自分にとっての正解なのか など、医療保険を検討するにあたって、納得感のある判断ができるようにしてもらうため、

今回は、あらゆる視点から医療保険って必要なのか、について具体的に掘り下げて考えてみます。

 

まず医療保険を判断する上で、下記のようないろいろな周辺知識が必要になってきます。

(1)高額療養費制度

(2)傷病手当金

(3)現在の医療事情

(4)医療保険の特徴

 

今回は(1)高額療養費制度について掘り下げていきます。

※(2)~(4)についても、順次投稿していきますので、そちらもご覧ください。

 

高額療養費制度

目次

1.高額療養費制度とは

2.年収ごとの限度額はいくら?

3.具体例

4.注意点

・食費や差額ベッド代は対象にならない

・月またぎは注意

・複数の医療機関を使うと合算されない場合がある

・収入が高い人は限度額も高い

5.まとめ

 

1.高額療養費制度とは

ざっくり言うと、医療費は収入に応じて1ヶ月あたりの自己負担額の上限がありますよ、ということ。

医療費が家計を圧迫しないように、自己負担の上限値を超えた分については各々の健康保険より支給されます。

上限額は、年齢や所得に応じて決められており、2の表で確認できます。

 

2.年収ごとの限度額はいくら?

厚生労働省HPより

※70歳以上の方は計算方法が異なりますので、詳しくは厚生労働省HP等でご確認ください

※標報:標準報酬月額の略:4月~6月の給与の平均

(2020年8月時点)

 

3.具体例

例えば・・・

<年収400万円の70歳未満の方が、医療機関で30万円(医療費総額100万円)を支払うの治療を受けた場合>

 

年収400万円ですので、2の表のウに当てはめて計算すると、下記のようになります。

80,100+(1,000,000―267,000)×1%=87,430円

 

87,430円!

100万円の医療費の自己負担がこれだけです。

 

ちなみに返還される額は

300,000(立替支払済分)―87,430円=212,570円

ということになります。

※事前に申請してあれば、立替も必要ない場合があります。手続きについては病院に相談確認してください。

 

⇒ということは・・・

やっぱり医療費はそんなにかからないってこと?!

 

そこで考えを終わらせるのは少し早いのです。

高額療養費制度には、いくつかの注意点があります。

下記の注意点を読んだ上で、自分なりに必要かどうか考えてみてください。

 

4.注意点

【注意点①:食費や差額ベッド代は対象にならない】

例えば、20日入院した場合、実際にかかる費用としては・・・

意外とかかりますよね?

 

差額ベッド代の金額は病院や選び方によって様々ですが、

こんな感じでかかってきます。

 

なかなかの金額になってしまうのです。

その突然の出費に耐えることはできそうですか?

 

では、できるだけ出費を抑えるために差額ベッド代がかからない部屋にすればいいか!と安易に考えるのも一旦待ってみてください。

 

手術を終えて体調が万全でない中、大部屋の同室の方のことが気になってしまったり、

いびきがうるさくて眠れなかったり、夜中まで明かりがついていたり・・・と想像してみてください。どうでしょうか?

この辺りも考える必要がありそうです。

 

【注意点②:月またぎは注意】

高額療養費制度は

〇:1ヶ月の治療費に上限がある

×:1回 の治療費に上限がある

つまり、治療が2ケ月に渡ってしまう場合には、それぞれに約80,000円(合計約160,000円)がかかってしまうということです。

月末に入院して手術をする場合には月を跨ぐ可能性が高いため、注意が必要です。

 

【注意点③:複数の医療機関を使うと合算されない場合がある】

対象となる自己負担額は、受診者別、医療機関別、入院・通院別で算出されて、21,000円以上のものが対象となります。このため、対象となる自己負担額を合算して、自己負担限度額を超えた部分が高額療養費として支給されます。

【注意点④:収入が高い人は限度額も高い】

例えば、前述の具体例と同じように、70歳未満の方が、医療機関で30万円(医療費総額100万円)を支払う治療を受けた場合を計算してみます。違うのは年収です。今回は400万円ではなく、1200万円だとします。

 

再び、下記の表に当てはめると、適用区分アとなります。

表のアに当てはめて計算すると、下記のようになります。

252,600+(1,000,000―842,000)×1%=254,180円

 

制度を使えば8万円程度だと思っていると、びっくりするので、年収が増えると、負担額もそれなりに増えてしまうということも注意点のひとつです。

 

5.まとめ

いかがでしたでしょうか?

高額療養費制度について、わかっていただけましたか?

今後、傷病手当金、現在の医療事情、医療保険の特徴について順次載せていきますので、そちらも参考に、医療保険の必要可否について、考えるきっかけとしていただければ幸いです。

 

今回の記事について、動画でも解説しているので、こちらをご覧いただくとより深い理解に繋がるので、是非ご覧ください。

 

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